こんにちは、よっしー(@FreeKomuin)です。
今回はこんな疑問にお答えします。
公務員から転職したいけど、定年退職以外周りに辞めてる人がいない。
どんな人が辞めてるのか気になる。
たいていの公務員は元々は定年退職前提で就職してるので、周りに自主退職するする人がいなくて当然です。
この記事では、わかりやすいかんたんな数字と一緒に、どんな公務員が辞めていくのかを考察していきます。
この記事ではこんなことがわかります。
- 公務員のリアルな退職事情
- 公務員を辞めていく人の特徴3つ
「公務員から辞めたいのは自分だけ?」とか「公務員を辞めるのは甘えなのかな?」、と思ってる人は要チェックです。
5分で読める内容にしてるので、よければ最後までお付き合いくださいね。
- 30代前半で転職活動開始した元ダメ公務員
- Fラン大卒→ニート3年→地方公務員5年
→民間企業2社目→海外駐在(イマココ) - 過去に転職活動で73連敗しました
- 年収220万円アップ(380→600万円)
- 趣味は旅行と読書
- 保有資格:運転免許、一級建築士、TOEIC845、簿記三級
数字でわかる公務員のリアルな退職事情
公務員を辞めてる人は全国にたくさんいます!
冒頭から飛ばし気味ですが、知っておいて欲しい事実です。
総務省の「令和元年度 地方公務員の退職状況等調査」によると、令和元年の全退職者約35%は普通退職者。
また、定年退職者数と比べると、約64%もの人数が普通退職者なんです。
「みんながんばってるから」と無理に続ける必要はないということですね
職務別の退職者割合|ワーストは安定の〇〇職
続いて、職務別で全職務者に対する普通退職者の数字を見ていきましょう。
普通退職者が多い職務と少ない職務はこんな感じです。
ワースト5 | トップ5 |
---|---|
医療職67.8% | 技能労務職9.3% |
企業職64.8% | 研究職21.2% |
福祉職47.5% | 教育職24.5% |
警察職39.6% | 消防職26.4% |
海自職37.0% | 税務職30.4% |
医療福祉、防衛関係者の離職率がめちゃくちゃ高いです。
一方、マイペースに自分の仕事を進める技能労務職と研究職、人の役に立ててる実感が強い消防職や教育職の離職率は比較的低くなってます。
多くの人が在籍している一般行政事務職の離職率は31.1%で、決して少ない数字ではありません。
▼公務員を辞めたい人の共通の悩みが気になるあなたへ
辞めてる人がいるとわかると心も少し軽くなりますね。
世代別の退職者割合|あの世代は意外と多い
世代別の全退職者に占める割合は次の表のとおりです。
年代 | 全普通退職者 分布 |
---|---|
〜24歳 | 13.5% |
25〜29歳 | 26.2% |
30〜34歳 | 19.2% |
35〜40歳 | 12.7% |
41〜50歳 | 15.6% |
51〜60歳 | 14.6% |
61歳〜 | 1.9% |
普通退職者の約40%が30歳以下で、7割の人が40歳を迎える前に公務員から去る決意をしています。
今や退職者が10人いたら、3〜4人が普通退職(うち2人が40歳以下)です。
数字からは、若い人ほど積極的に自分の人生をつくる傾向が強いと読み取れますね。
VUCAの時代、変わっていくのが重要と考える若い人が増えてます。
「Volatility(変動性)」、「Uncertainty(不確実)」、「Complexity(複雑)」、「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字をとった造語。
要するに、変化が激しく、未来が不透明な時代ということです。
公務員を辞めていく人が持ってる3つの特徴
公務員の退職事情の次は、どんな人が実際に辞めていっているのでしょう。
公務員を辞めていく人の特徴を3つにまとめました。
- 柔軟性の高い人
- 好奇心の強い人
- 仕事に刺激を求めてる人
どれかに当てはまったら要注意!
遅かれ早かれ公務員を辞めたくなるかもしれません。
▼公務員を辞めたら後悔するかもしれないと心配なあなたにオススメ
好奇心だけは強いよっしー、気づけば公務員を辞めてました。。。
特徴その①柔軟性の高い人
1つ目の公務員を辞めていく人の特徴は「柔軟性の高い人」です。
環境に順応する能力が高いため、新しい場所でもすぐに馴染むことができます。
例えば、転職や移住してもそれなりに成果を上げる人なんかは柔軟性が高い人。
柔軟性に心当たりがあれば、視野を広げてみると、身近に転がってる幸せを拾えるかもしれません。
よっしーが過去に会った人では、ベンチャー企業へ転職した人や企業した人などがいました。
特徴その②好奇心の強い人
公務員を辞めていく人の特徴その2は「好奇心が強い人」です。
「あんなことがしてみたいのに…」とつい、現状と希望の間にストレスを感じたことはありませんか?
単調な仕事が多い公務員という職種は、時に好奇心の強い人にとっては苦痛です。
あたらしい世界や業種、環境など、挑戦せずにはいられないのは好奇心が強い人に多いです。
一度しかない人生なので、抑えきれない欲望にたまには従ってみてもいいでしょう。
▼毎日つまらないと感じてる人生を変えたいあなたへ
なぜか海外で、元公務員のワーホリしてる人や旅人にたくさん出会いました。
彼らも葛藤したのち、人生を選んだんでしょう。
ただ、めちゃくちゃ楽しそうでしたよ。
特徴その③仕事に刺激を求めてる人
公務員を辞める人の特徴3つ目は「仕事に強い刺激を求めてる人」です。
やりたいことがあったのに、いつしか目の前の仕事がただのタスクになってはいませんか。
不完全燃焼の日々に耐えきれなくなって、公務員退職の道を選んだ人も多いです。
中にはベンチャー企業や外資系への転職をしてる人もいます。
長い人生で、より自分の人生が楽しめる一つの手段としては、あなた自身に合った仕事選びは大事!
「仕事の刺激がもっと欲しい」あなたは、転職して新しい冒険に出るのも一つの選択肢です。
▼あなたの適性は?自分の特性が知りたいあなたがわかる記事
現状、1秒でも仕事が楽しめる瞬間があるあなたに、「仕事の刺激を求める素養」があります。
まとめ|心当たりがあれば転職を考えてみよう
公務員を辞めていく人の特徴をまとめました。
公務員を辞めていく人の3つの特徴をおさらいします。
- 柔軟性の高い人
- 好奇心の強い人
- 仕事に強い刺激を求めてる人
退職事情も踏まえると、今回紹介したような人は公務員を辞めていきそう、となんとなく想像がついたのではないでしょうか。
今回紹介した公務員を辞めていく人の特徴に当てはまったら、日頃の準備をしておくにこしたことありません。
いつ辞めてもいいようにスキルアップや職務の棚卸などで備えておきましょう。
公務員になって、合わないと感じた人もたくさんいるから大丈夫!
人生の方向転換はいつでもできます。
自分のキャリアに悩んでるなら、完全無料で使える転職エージェントを使って面談を受けてみるのがオススメです。
プロのキャリアコンサルタントがあなたのキャリアの悩みを聞いてくれます。(もちろんタダ!)
転職活動は完全なノーリスクでお金もかからず、得することしかありません。
一番若い日である今日をどう使うかはあなた次第です。
よっしーも転職活動中に実際使った公務員にオススメな転職エージェントをこちらの記事にギュッとまとめてますので、よければご覧くださいね。
転職活動はやってみるだけで人生変わります。
すこしずつ積み重ねて、あなたの人生をよくしていきましょう!
ほかにも元公務員が、公務員から民間企業へ転職するための情報を発信しているのでのぞいてみてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、See you again!
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