【元公務員が解説】公務員の市場価値が低い3つの理由と対策を解説

みなさんこんにちは、よっしー（@FreeKomuin）です。

公務員から転職を考えてる多くの人はこんな疑問を持っています。

公務員として働いていると、わかりづらいですよね。

結論からいうと公務員の市場価値が低い理由は3つあります。

1. スキルの専門性が低い
2. 民間企業でニーズのあるスキルがつかない
3. 公務員が仕事をしない世間のイメージ

この記事では、地方上級公務員から転職を経て民間企業を2社経験したよっしーが、公務員の市場価値が低い理由を解説します。

市場価値を上げるためのカンタンな対策もお伝えするので、転職できるか不安なあなたも安心して下さいね。

公務員の市場価値が低い3つの理由｜対策も公開

公務員の市場価値が高くない理由は3つあります。

どれも対策可能なので、現状を把握して対策していきましょう。

早速3つの理由を対策付きで解説していきますね。

▼仕事のミスで悩んでるあなたにはこの記事がオススメ

≫【関連記事】「仕事できない…つらい」ミス連発で悩む公務員がとるべき行動とは

市場価値が低い理由①スキルの専門性が足りてない

公務員には異動があるので、世間が求めるスキルが未熟である事実が市場価値の低い理由。

だから公務員として働いている限りはスキルの専門性を磨き続けるのはむずかしいのが現状です。

例えば、「3年で異動」はどこでもよく聞くフレーズですよね。

財政関係の部署から福祉関係の部署へと全く意味不明な人事もあたりまえ。

もちろん民間企業の人事担当者も知ってることです。

公務員から転職する人は、スキルの専門性の低さをつかれた時にカバーする対策が必要になってきます。

業務を通してスキルの専門性を高めることはむずかしいとはいえ、対策可能なので安心してください。

市場価値を上げる対策：スキルの専門性の低さをカバーする方法は3つある

公務員として働きながらも、個人で市場価値を高めることは可能！

民間企業で働きはじめて重宝した「低スキルのカバー方法」を3つ紹介します。

1. マイクロソフトオフィスの操作スキル
2. 複数のスキルの掛け算
   （例：英語 x 会計、簿記 x 不動産）
3. 所属部署の仕事に関連した資格を取得
   （簿記、社会労務士、TOEICなど）

特にエクセルや英語、会計知識なんかはどこの会社でも重宝されます。

資格とスキルの掛け算をつかって、アピールするのはめちゃくちゃ有効です。

▼転職市場でニーズのあるスキルが知りたいあなたにオススメ

≫【関連記事】人材価値を高めるITスキルを公務員が身につけるべき理由

市場価値が低い理由②民間でニーズのあるスキルがつかない

公務員にスキルがないと言われるのには理由があります。

公務員は「全体の奉仕者」 であるため、県民・市民や利用者へ平等な対応が求められます。

そのため民間企業が焦点を当てる世間のニーズと、公務員の仕事はかなり異なるのが実情。

実際に、意味のない前例踏襲型の業務ばかりしてても無力感におそわれるだけで、成長してると実感できてない人も多くいました。

一般的にはスキルがつかない仕事の一つである公務員ですが、日々の業務の棚卸をすることであなたの市場価値はあげれます。

▼公務員のスキルを可視化したいあなたへ

≫【関連記事】役に立たないは本当？履歴書に書けるMOS資格を徹底解説します

▼資格で市場価値をあげたいあなたにオススメ

≫【関連記事】高コスパ！公務員こそ簿記三級を取るべき理由とは（最短1ヶ月で取れる）

▼英語に興味があるけど、スキルアップにつながるかどうか不安なあなたへ

≫【関連記事】元公務員が公務員のスキルアップにTOEICが必要ないかどうか解説

市場価値を上げる対策：転職後でも使えるスキルを現業から探しだす

公務員の仕事はAIにとって変えられるような仕事と認識されがちです。

しかし、公務員の業務でもよく考察すると民間企業へ転職しても戦力になれるスキルは日々の業務に埋もれてます。

例えば、こんな業務は実際に民間企業で働いてても役に立ちますよ。

1. クリティカルシンキング
2. 調整力
3. コミュニケーション能力
4. マイクロソフトオフィスのソフトスキル

本質を見抜くクリティカルシンキングスキルや調整力は公務員では重宝されます。

しかし民間企業でも仕事を進める上では公務員と同じくらいか、それ以上に大切な能力です。

面接で上手にアピールするとあなたの市場価値を上げれますよ。

▼いまの環境を有効活用してスキルアップする方法が知りたいあなたへ

≫【関連記事】公務員はスキルがないのはホント？退職前にのばすべき5つの能力

市場価値が低い理由③公務員が仕事をしない世間のイメージ

「公務員の仕事は楽」という評判を聞いてイラッとした経験はありませんか？

現場は戦場なのに、残念ながら世間のイメージは「公務員は仕事をしない」ままなのです。

履歴書や職務経歴書づくり、面接でこのネガティブなイメージをポジティブな経験に変えれたら評価が上がります。

ネガティブな要素は上手に使うと宝の宝庫。

市場価値を上げる対策：資格取得で意欲的な姿勢をアピール

公務員の仕事は、転職の面接などで履歴書からは判断しづらい内容がたくさんあります。

これまで取り組んできた仕事の中で、スキルアップのために資格も取得して付加価値を上げる方法が有効です。

時間とお金の投資は必要ですが、未来の自分が手に入れる人生は100倍以上の投資価値があります。

現在の業務に関係している有名資格がないか、通勤中にでも考えてみてくださいね。

▼公務員の転職が有利になる資格が知りたいあなたにオススメ

≫【関連記事】公務員でも転職に有利になるコスパ最高な資格5選

まとめ｜弱みを対策して市場価値を上げよう

公務員の市場価値が低い3つの理由と対策はいかがでしたか。

転職するときに公務員の経験が低い価値とされる理由をおさらいしましょう。

1. スキルの専門性が低い
2. 民間企業でニーズのあるスキルがつかない
3. 公務員が仕事をしない世間のイメージ

なぜ市場価値が低いかを知ると、正直ショックで落ち込む気持ちもわかります。

しかし、事実を受け入れ出せると、弱みを強みに変える対策もできます。

転職活動で最も大切な制度の高い自己分析ツールを、転職サイトが無料で提供してくれてるのはご存知ですか。

自分に合った自己分析ができるツール32個をこちらの記事で紹介してるので、一度試してみてはいかがでしょうか。

いまの自分の市場価値は転職エージェントの無料カウンセリングで確認してみるのも効果的です。

また、公務員のあなたにオススメの転職エージェントはこちらの記事にまとめましたので確認してみてくださいね。

自分の人生をよくするために、すこしずつでも前進していきましょう。

ほかにも元公務員が、公務員から民間企業へ転職するための情報を発信しているのでのぞいてみてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは、See you again！